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2015.04.08
私も寄付したい
こ京都はサクラの季節。世界中から観光客が来られているようです。陶点睛かわさきの店内でも、日本語ではない言語が飛び交い国際色豊かです。英語を話す父親、母親、小学生低学年の女の子の3人連れがお茶碗2客を買ってくれました。浅黒い肌色でお目めぱっちりのインド系美少女です。女の子が父親からもらって支払い、お釣の小銭をまた父親に渡していました。
(Please help us donate to the Machiya preservation fund.)
レジの横にこんな寄付を呼びかける竹筒が設置されているのを目ざとく見つけた女の子は、英語文を音読して、私も寄付したい!と父親に申し出ました。親子のやりとりはよく聞き取れませんでしたが、父親はさっきのお釣をポケットから出して、女の子に渡し、彼女は町家保存への寄付をしてくれました。
日本人でも海外の方でも古い建物に興味を持ち、寄付してくださる方はおられます。でも、こんな小さな子供さんからの寄付は初めてです。嬉しくて、お礼にかわいいつまようじを差し上げました。
大英博物館は入場無料ですが、寄付を受付ていて、コインを入れると楽しい仕掛けのある募金箱に、子供達が喜んでコイン投入していました。なるほど、こんな方法で寄付を募るのかと興味深く思った事がありますが、今回のこの女の子は、お金入れて楽しいからではなく、日本の家を助けたい!寄付したいの!とお父さんに人助けを訴えていました。いつも、弱いもの、困ってる人を助ける習慣が身に付いているのでしょう。素晴らしいなぁ。きっとご両親や学校、地域、彼女を取り巻く人達が人助けの気持ちを持って生活されてるのでしょうね。私も見習わなくては!