BLOG
2022.01.04
2010年度「京のまち なじみのええ店」に選ばれました
京都市が毎年市民からの推薦を受けた「京のまち なじみのええ店」を市民委員を含む選考委員会で検討し、表彰するプロジェクトにて、陶 点睛 かわさき が
2011年3月21日 KBSホールにて、京都市「ええ店」掘り起こしプロジェクト表彰式 が執り行われ、京都市長から表彰状をいただきました。
あ・り・が・と・う・ご・ざ・い・ま・す
嬉しい気持ちともっと頑張らねばとの思いが交錯しました。今回の「ええ店」14店舗中13店舗が食品を扱っておられる店で、すなわち 陶 点睛 かわさき だけが食品ではない店でした。選ばれた他の「ええ店」の店主さん達とお話をして、どの方も素材や商品にこだわりや、工夫が沢山ある事を教えていただきました。物づくりの原点でお客様の健康に目を向けたお仕事をされている事に感動しました。私達もさらにお客様の目線に立った商品選びや、サービスに努めたいと決意を新たにしました。
どなたか知らされていないのですが、うちを推薦してくださった方、調査のために自腹を切って買いに来てくださったり、訪問調査や何度もの選考委員会に参加された選考委員の皆様、担当の市役所の方々、そしてうちのお店を利用していただいているお客様に感謝の気持ちで一杯です。これを機に、よりよいお店にしていく事が私達の仕事ですね。
選考委員会で出された忌憚なき意見をいただけたのもとても参考になりました。「ええ店」と感じる良い点として①安い②全国の焼物がある、品揃えが豊富③京町家の雰囲気がよい、坪庭が見える④外人さん向けに英語紹介の意欲⑤二階部分がギャラリー⑥陶器のよさを伝える熱意などを評価していただきました。
改善すべき点として①雑多に感じ高品質を感じられない②商品が多すぎてわかりづらい③商品にたいする拘りを感じれない④町家への情熱を商品に注いだほうがよい⑤大衆的で高級感がない⑥2階を器を器以外の使い方の提案される場にも使っては⑦観光地に立地するのだから清水焼に限定するべき⑧大衆商品と芸術商品を分けるほうが良いのでは などをいただきました。
良い点と改善すべき点を見比べてみると、ひとつの事がよくも悪くも評価されています。「品揃えが豊富」と映る場合もあれば「雑多でわかりずらかったり」、「商品が安くて良い」点が「大衆的で高級感がない」となり、「色々な焼物があって良い」と「清水焼限定にすべき」と、お客様によって、こんな陶器屋が良いのイメージが大きく違うのがわかります。 そう広くない店に、清水焼も他の焼物も色々あり、手造りの焼き物も大量生産品もならんでいるのが現状ですから当然かもしれません。「商品に拘りが感じられない」との批判もこのあたりからくるのだろうと想像できます。
私達の商品選びの拘りについては次回に頭を整理することにして、いただいた意見を参考に、店内の並べ方や商品説明に工夫をしていきたいと思います。
ありがとうございました。