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2021.10.29
京都 やきもの Week わん碗ONE 2021
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陶点睛かわさき の2階ギャラリーにて ぐいのみ展を開催(2021/10/30~11/14 11時~17時)
2021年はコロナで翻弄された年でした。夏はコロナ禍で緊急事態宣言も発動された中での企画でギリギリまで開催するか否かを迷いましたが、10月に入りコロナ患者数も減り、無事開催できました。
63名の作家が作ったぐいのみ100個ほどを展示いたしました。出展された皆さんは京都で作陶されています。お若い方からベテランの陶芸家まで、様々な技法を駆使した個性的なぐい呑達がところ狭しと並びました。
来年の干支寅がうき出した盃、天目茶碗を模した盃、スッキリした青磁の盃、賑やかなカーニバルの雰囲気の盃、カニの甲羅の盃、若竹のような盃・・・・63人63色のうつわ達でした。色々あるのに、不思議と調和がとれていました。個性的ですが他を排斥しない、主張するけれど受け入れる、京都の町の様に新しいものを受け入れながらも、古い伝統も大切にしていく姿勢があるように感じました。
京焼・清水焼には決まった技法がない、様々な技法、様式が混在しているのを体感するのにもってこいの展示になりました。
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